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2021/09/21 15:15

まず、ミツバチは毒針を持っています。

そして、刺されたら当然痛いですし腫れます。

普通に考えてミツバチには刺されたく無いですよね?

ここでは、刺されないためのの工夫を簡単にですが、お話ししようと思います。


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刺されないための工夫3点

その一、黒い服を着ない、髪の毛を帽子などで覆う
その二、手で払わない
その三、巣門の前を通らない

この3点は、養蜂場に見学に来られた方や交配用でミツバチを扱う農家さんにもお話ししていることです。

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さらに詳しく、見ていきましょう。

その一、黒い服を着ない、髪の毛を帽子などで覆う
ミツバチは天敵であるクマに似たものに敏感に反応します。
クマは黒くて毛むくじゃらです。
なので、黒いものを見ると敵とみなし近づいてきましすし、髪の毛の中にも入ってきます。
ミツバチを扱う時の最善策は白いツナギを着て、面布(顔や頭部を覆うネット)を装備することですが、
毎度毎度は大変というようであれば、黒い服は避け、髪の毛を帽子などで隠すと良いでしょう。

その二、手で払わない
ミツバチが警戒するような羽音を立てて近づいてきた時、つい、手で払いたくなります。
が、しかし、この行動、危険です!
ミツバチは素早く動くものに反応しがちで、やはり、敵とみなします。
ミツバチに付きまとわれてしまったらゆっくりとその場から立ち去りましょう。
ほどなくして、いなくなります。

その三、巣門の前を通らない
通常巣箱には一箇所出入り口があります。
その出入り口には門番がいて、常に、外敵が来ないか見張っています。
そんな中、巣門の前を素早く通り過ぎたりしようものなら、
やはり、敵とみなします。
とはいえ、巣門の前を絶対に通らないということはできない場合もあります。
その場合は、なるべく巣門から離れたところを移動する、素早く動かない、巣門近くを踏まない、ということを気をつけると良いでしょう。

僕も修行時代、師匠や先輩方は刺されないのになぜか僕だけ刺される現象に困っていた時がありました。
気が付かずにミツバチを刺激するような行動をとってたんですね。
とはいえ今でも刺されることは日常。
たくさんさされたおかげで免疫がついて腫れなくもなりました。
師匠は「刺されて覚えなさい」とよく言いました。
ミツバチに刺されることで、ミツバチが嫌がる行動がわかる、と。
そうやって、ちょっとずつ、今でもミツバチとの距離を縮めています。