- 苺の交配用ミツバチがいつも途中でいなくなってしまう方
- ミツバチを毎年確実に入手したい方
- 顔の見える生産者から購入したいと考えている方
- 抗生物質完全不使用で養蜂&採蜜を考えている方
- 信用できる商品を購入したいと思っている方
一般にプロの養蜂で使用される抗生物質を生産時に一切与えずにミツバチを飼育しています。
ミツバチにとってより良い環境を整えるために、ミツバチの販売数量を毎年200群に限定し販売をしています。
ミツバチ輸送用に開発された専用段ボールで全国へ、元気なミツバチをお届けします。
抗生物質を用いても、ふそ病は完治はしません。プロの現場では使用されている抗生物質も一般では手に入りづらいものです。生産者である私たちが抗生物質を使わないことでふそ病拡散を防ぎます。
抗生物質を使用していないミツバチは非常に生育が良く、農家様、養蜂家様にも好評です。
当園のみつばちは200群出荷に限定しています。ミツバチの過剰生産はミツバチを弱らせてしまうからです。販売数をあらかじめ決めておくことで、ミツバチの能力の酷使を防止しています。出荷数量が0になるまでは、交配蜂・種蜂として十分なミツバチの出荷を行います。
また、リピーター様には優先的にお届けできるように、予約調整をする為、昨今のミツバチ不足問題への懸念払拭になります。
輸送によるミツバチのストレスを最小限にとどめることで烝殺などの危険を防ぎます。(死着防止)
また、仲介する問屋をはさまず、中間マージンを発生させません。木箱やベニヤ箱に比べ、低コストで抗生物質不使用ミツバチをお届けできます。
ミツバチにも良いミツバチ、悪いミツバチがあります。プロの養蜂家が見ればもちろん分かることですが、農家さんや養蜂を始めたばかりの人には分かりにくいこと。
養蜂家塩見が自信を持って出荷できるミツバチのみを出荷しています。
「刺されて覚えなさい」
移動養蜂の師匠に最初に教わった言葉でした。
ミツバチが嫌がることをすると刺されます。
刺されると何をしてしまったか考えます。
その繰り返しでミツバチは穏やかになっていきます。当園のミツバチは非常に穏やかです。
暖かく食べ物がある春から秋にかけては面布や手袋を使わずに育てています。
Q.ミツバチの選び方は?
A.【交配用】
ミツバチは2~3Kmの範囲を飛ぶ生き物ですので選ぶ時の基準は、作物面積の広さよりも、交配期間の長さで考えます。
枚数が多い方が長く受粉します。
(目安:苺 3+1、種取り 2+1)
【種蜂】
ミツバチを飼う事の目的にもよりますが、多くの人ははちみつを採る事を目的にされています。その場合、3月以降から、それぞれの地域の採蜜期に合わせて採蜜群に仕立てられるかは養蜂家の腕にかかっています。養蜂歴が長く増やすイメージのついている方は3枚、寒冷地や養蜂を始めたばかりの方は4枚や5枚からをお勧めします。
Q.ビニールハウスで利用するミツバチは?
A.ビニールハウス内では、ミツバチの消耗が激しく寿命は、短くなります。中でも単棟ハウスよりも連棟ハウスの方が消耗が激しくさらに短くなります。ハウス内は温度を25℃くらいまでにしてください。それ以上になると、上ばかり飛ぶので、ハウスに当たって死んでしまう蜂が増えます。温度が高すぎないように注意してください。朝・夕の涼しい時間のみ受粉することになります。ビニールハウスのビニールは紫外線カットフィルムを使わないでください。ミツバチは紫外線で動くため飛べなくなります。
Q.ミツバチが到着したら
A.使う予定がない場合でもミツバチの出入り口は、お手元に着いたその日のうちに早めに必ず開けてください。 特に春から秋にかけては厳守してください。蒸れて死んでしまうことがあります。 やむを得ず締め切りにする場合には日陰の風通しの良い場所に一時保管して翌朝には必ず開けてください。
Q.ミツバチを少しでも長く利用するには?
A.一番重要なポイントはえさを与えることです。
えさを定期的(2~3週間おきくらい)にまとめて(砂糖1kgとお湯1リットルで作った量くらい)与えます。えさを与えないとミツバチは餓死してしまいます。また反対に与えすぎますと、女王の産卵場所が無くなり蜂が減る原因となりますので、間隔をおいて定期的に与えてください。
農薬と殺菌剤を使用する場合の換気を充分に行うことです。
ミツバチは「臭い」に反応します。薬の臭いが少しでもすると、いやがって箱から出て来なくなります。1日で大丈夫と書いてあっても臭いが残っていて、飛ばなくなったケースは多々あります。そして死んでしまうこともありますので、充分な換気で臭いを無くしてから蜂をハウスへ戻しましょう。蜂は薬や殺菌剤・肥料の区別は出来ません。一番大事なのは、蜂がその場に残っている「臭い」に反応するということです。
Q.えさの作り方と与え方は?
A.砂糖1kgにお湯600mlで濃いめに作ってください。 薄いとミツバチが下痢作用をおこします。
Q.農薬の使用について
A.農薬を使用する場合は、巣箱をハウスの外に移動してから行ってください。 薬がかかると全滅する恐れがあります。ハウスに戻すときは換気を充分に行って1~2週間ほどたってからにしてください。ただし、殺傷能力の強い薬を使った場合や換気が不十分な場合は、蜂が飛ばないことがあります。 農薬がハウスに残っていると蜂が巣箱から出なくなるか、出ても花に近づかなくなります。そうなった場合は、もう一度蜂をハウスの外に出し外で活動させ、その間にハウスの換気を充分に行ってください。 また、農薬を使った手袋などで巣箱を持っただけでも蜂が飛ばなくなることがあります。 農薬をかけてしまった箱や巣は使うことができませんのですぐに焼却処分してください。(殺菌剤でも液肥でも臭いが残ると同様の場合があります。)